素朴な疑問・・・「内申って何?」
生徒の皆さん、大体のイメージは掴んでいます。
でも理解が不十分です。
「内申」あるいは「内申書」という書類はありません。
あくまで通称です。
正式には「調査書」です。
調査書は静岡県教育委員会が作成した共通の様式で、
各中学校の校長が責任者として発行します。
この「調査書」を受験する公立高校に提出します。入試の選抜資料になります。
調査書の主な項目は次の通り。
・欠席等の状況
・各教科の評定
・特別活動の記録(生徒会など)
・諸活動の記録(部活動などでの顕著は実績)
・その他
学校の先生は言います。
「学内で行う活動は、すべて大切だ。」
・・・まったくその通りだと思います。
ただし、塾講師の立場から言えば
「各教科(9教科)の評定が最も重要だ。」
ということになります。
ちなみに、『 各教科の評定』について、次の通りの説明書きがあります。
「第3学年における第2学期末までの学習状況について、5段階の目標に準拠した評価(絶対評価)で記入します。」
第2学期末まで・・・第1学期の最初からカウントされる。
絶対評価・・・他の生徒と比べたり、順位をつけて一定の割合で区分したりしないということ。(表向き)
ところで、皆さん、『評定5』が欲しいですよね。
9教科オール5ならば、評定合計45!
向かうところ敵なし!
そんな生徒いるの?
はい、います!
中3『点取り虫講座』(2)
2017年6月5日